美容師が訴えられる
パーマの失敗で結婚式が台無しになったとして、高松市の女性が県内の美容室の男性経営者に対し、約490万円の損害賠償を求め、高松地裁に提訴した。
提訴は1月10日付。訴状によると、女性は昨年1~7月、3回にわたりこの美容室でデジタルパーマやストレートパーマを受けたが、たわし状の縮れ毛が出るなど、毛先から25センチ以上がチリチリの状態になり、15センチ分、髪を切るしかない状況になったとしている。
女性は7月の結婚式で、お色直しの計画を直前に変えざるを得なかったとし、「一生に一度の晴れ舞台を楽しみにしていたのに、台無しになった」と慰謝料220万円の支払いを求めている。また、元の長さになるまでの6年間のトリートメント料やヘッドスパ代、カラーリング料など計約230万円も求めている。
こんな記事がございました。
まぁ確かに失敗したのは美容師の責任です。
あまりにもレベルが低いんでしょう。
ただ、美容師さんもお客様のご要望にお応えするのに必死だったんでしょうね。その結果です。
今回はたまたま結婚式があったからという提訴なんでしょうかね。
それにしても怖い。
お客様っていうのは、髪が傷んでても望むことが大きいのが現状です。
もちろん美容師としてそれを叶えてあげたいと思いますから努力はするんですが、正直なところ、髪がどこまで耐えられるかがわからないこともあるんです。
ですから前もってお客様に確認をとることが大事だと思っています。
何の根拠もなく、任せてください!といって失敗したんじゃそれこそ話が違うってなりますから。
私の場合は、最悪なケースも伝えた上で同意してもらいます。
病院の手術と一緒ですね。
それで上手くいけばお客様は喜びますし、もしダメだった場合でも覚悟ができていますからショックは少なくて済みます。
プロとして、やってもいないのに無理ですって言いたくないんですよ。それが墓穴を掘ることもあるんでしょうけど。
もちろん可能性が少ない場合はお断りすることもありますが、いろんな方法を考えてお客様が喜んでいただけるよう努力はいたします。
しかしまぁ、元の長さに戻るまでのトリートメント代やヘッドスパ代、カラーリング代も請求って書いてありましたけど
ヘッドスパは余計だろと思いますけどね。
そもそもヘッドスパはリラクゼーションや頭皮クレンジングがメインですからね。
正直この人は望みすぎです。
ちなみに当店も今、ヘッドスパ練習中です。
2014年 2月 13日 | カテゴリー:新狭山美容室|アクトブログ