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それ言う?

先日、うちのスタッフが担当してたカラーのお客様がご来店されていたときの話なんですが。

 

 

 

 

うちのスタッフは仕事が遅いため、まだほかのお客様のカットが終わってなかったのであまりお待たせしたら申し訳ないと思い、仕事が早い私がスタッフの変わりにカラーの塗布をしてあげようと。

 

 

 

 

カウンセリングは私がするわけいかないのでスタッフに任せ、私はそれを遠くで聞いていました。

 

 

 

 

 

そのかたは最近ピンク系のカラーをしていることが多かったのですが、今回は夏に向けてアッシュ系にするということになりました。

 

 

 

 

私はお席にお通していた段階ですでに髪質や今の髪の状態を把握していたため、私の中でのレシピは出来上がっていたんですが、さすがに勝手に配合するわけにもいかず、スタッフからの指示を聞きました。

 

 

 

 

当たり前かもしれませんが、担当する美容師によって見立てはかなり変わります。

 

 

 

 

スタッフに言われた配合も私とは違ったんです。

 

 

 

 

しかし、そこはやはり経験がものを言います。この髪質ならこれをいれないと綺麗なアッシュは出ないなと思ってた私は、

 

 

 

「○○は入れなくていいの?」

 

 

 

強制するわけにもいかないので、手助けのつもりで言ったんです。

 

 

 

そしたら

 

 

 

「ピンクからいきなりアッシュなんで、それを入れちゃうと違和感出ちゃうかなと思うんで」

 

 

 

 

といい、私のアドバイスは聞き入れられませんでした。

 

 

 

 

「そんな変わんねーよ(違和感ねーよ)」と言ったんですが。

 

 

 

 

ていうかね、違和感てなによと。

 

 

 

 

ピンクからアッシュに変えるんだから、違和感も何も、アッシュにしなきゃ意味ないんですよ。

 

 

 

 

 

スタイルチェンジを望んでるんだから、変化があって当然なんです。違和感とは言葉が違う。

 

 

 

 

案の定、綺麗なアッシュは出ませんでした。

 

 

 

今までとはちょっと色が変わったかなっていう程度。

 

 

 

それをお客様がどうとらえてるのかはわかりません。

 

 

 

しかし、問題はここからです。

 

 

 

スタッフとお客様の会話が聞こえてきたんです。

 

 

 

 

「もともとオレンジっぽかったんで、○○入れるとそれは消えるんですけど~、ピンクからアッシュにいきなり変えると、違和感出ちゃうかなと思って~」

 

 

 

「店長には○○入れれば?って言われたんですけど~、それやっちゃうとかなり変わっちゃうと思って断ったんですよ~」

 

 

 

 

「店長は、そんな変わんねーよって言ってたんですけど、経験上、結構変わると思って~」

 

 

 

それ言う?

 

 

 

 

てか、入れれば?なんて言ってません。入れなくていいの?って言ったんです。

 

 

 

 

なにがしたいんでしょうか?

 

 

 

 

綺麗なアッシュに仕上がらなかったのを言い訳するため、自分の立場を守るために言いたかったのか、私の株を下げたかったのか、両方なのかわかりませんが、常識ある人なら言いませんよ、そんな内輪の話。

 

 

 

 

 

実は、私がそのお客様のカラーを塗ってるときに、今後の髪型の相談されたんです。

 

 

 

 

でね、私が思うようにアドバイスしました。

 

 

 

 

○○さんだったらこういうのがお似合いだし、手入れも楽だと思いますよ。

 

 

 

 

ただ、担当する人間によって思うことは違いますから、あくまでも私の意見です。

 

 

 

 

 

そうすると、

 

 

 

 

 

「え~どうしよう。今度は店長さんにカットしてもらおうかな・・・でも悪いかな・・・」

 

 

 

 

やはりうちのスタッフのことを気にしてるんです。指名を変えるってことですから。

 

 

 

 

こういうときは、「うちのスタッフも上手ですから任せて大丈夫ですよ」

 

 

 

 

といいたいところなんですが、正直まだそこまで言わせるほどの実力を持っていません。

 

 

 

 

うそでもそんなこと言ってしまうと、お客様が気に入らなかったときに、

 

 

 

 

こんなんで上手なの?actはレベル低いな

 

 

 

 

 

と思われたくないから。

 

 

 

 

でもぜひ僕に担当させてください!ともいえません。

 

 

 

 

気にしなくて大丈夫ですよ

 

 

 

 

とだけ伝えました。

 

 

 

 

おそらくその会話が聞こえていたんでしょう。

 

 

 

 

 

そのリベンジとでも言いましょうか。

 

 

 

 

 

無駄にプライドが高い彼女が私に反撃したんでしょう。

 

 

 

 

 

私もこういうことをブログで書いてる時点で無駄にプライドが高いんですけどね。

 

 

 

 

 

 

しょうもない二人ですね。

 

 

 

 

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