黒染め
以前にもブログで書かせていただきましたが、今一度ご説明させていただきます。
この時期多いのが高校生のカラー
夏休みだから明るくしたいという方いらっしゃいます。
でもそういう子に限って、自分で黒染めをしちゃってる方多いです。
今日もいましたが、学校で注意されて黒染めしたばかりだけど、また明るくしたいと。
これね、かなり難しいんです。
黒染めの色素が髪に残った状態で普通にカラーしてもまず明るくなりません。
この場合、『脱染』(だっせん)といって、一度黒い色素を分解しなければいけないんです。
でもこれを知らない美容師さんが非常に多く、脱色(いわゆるブリーチ)して金髪状態にしてから染めなおしちゃうんです。
当然ながら、髪へのダメージはハンパないですし、たとえ綺麗に染まったとしても、すぐに色がぬけて下品な色になります。
脱色というのは、髪のメラニン色素を分解するものであって、カラーの色素を分解するものではないんです。
もし美容室で黒染めした髪を明るくしたいときに、「ブリーチしないと」って言われたら
「このアホ美容師!」と言いながら唾を吐き捨ててお尻ペンペンして帰ってください。
by act | 2013年 8月 2日 | カテゴリー:新狭山美容室|アクトブログ | コメント (0)