フォトコン

昔の話なんですがね

 

今から10年近く前でしょうか。

 

とあるメーカーさんの「フォトコンテスト」っていうのがあったんですよ。

 

フォトコンテストっていうのは、自分で用意したモデルさんをカットして、時にはカラーして、衣装も用意して、メイクもして、決められた大きさの写真を撮って出来栄えを競うってやつなんです。

 

ものは試ってことで一回応募したんです。

 

浦和のあるホテルで表彰式があったんですが、ずらーっと全作品が展示してあるわけですよ。

 

その数約500点。

 

上位10人が賞金もらえるってシステムです。

 

まずその500点のうち、美容系雑誌の出版社の方などが採点して30作品が選ばれます。

 

その中から、いわゆる「カリスマ美容師」の3人が採点して1位~10位まで選ばれます。

 

まぁ正直な話、自分が選ばれるなんて微塵も思ってません。

 

全ての作品に目を通しましたけど、やっぱりすごいなって思う作品がたくさんあるんですもん。

 

来なきゃよかったなぁなんて思ったりもしました。

 

 

いよいよ表彰式が始まったわけですが、一気に会場が暗くなりみんな興奮状態。

 

 

司会の方が

 

「それでは10位の方から発表です」

 

 

「第10位」

 

「狭山市・・・」

 

 

 

え~っ?

 

 

 

「ヘアープロデュースアクト 小田和宏さん!」

 

 

 

え~っ!え~っ!え~っ!

 

 

 

かなりテンパリました

 

 

まさか自分の名前が呼ばれるなんて思ってなかったもんで。

 

 

こんな大勢いるのに舞台にあがりたくな~いとダダをこねながら渋々うつむき加減で仕方なく舞台へ。

 

 

しかもトップバッターでどうしたらいいのかわからずアタフタしながら賞金を貰い、帰ろうとしたところ

 

 

ここにいてください

 

 

数百人の前で1位の人が呼ばれるまで舞台に立たされてました。

 

 

まるで悪いことして廊下に立たされてるような暗い表情で。

 

 

 

ちなみに賞金は10万円。

 

 

すべて家計費にまわしました。

 

 

 

翌年もフォトコンテストがあったんでまた応募したんですよ

 

 

去年入賞した人間としてまるで王者の風格で颯爽と会場へ。

 

全作品見渡しても

 

 

「みんながんばってるねうんうん」

 

 

完全に上から目線でございます。

 

 

もちろん落選しましたけどね。

 

 

 

そしてフォトコンテストは引退しました。

 

 

 

 

案内掲示板

新狭山駅の改札を出て、右に少し歩くと

 

画像 622

 

 

 

 

 

 

このような案内板ができました。

 

よくみると

 

画像 621

 

 

 

 

 

 

うちが載ってます。

 

 

もちろんタダじゃございません。

 

こんな小さいのにそんなに?ってくらい金をとられます。

 

 

正直言って、こんなもん載せても効果なんて無いと思ってるし、全く興味ありませんでした。

 

実際、この前駅に行ったとき、全く忘れて素通りでしたからね。

 

 

じゃあなぜ載せたか。

 

 

営業マンが

「美容室の枠は2つなんですが、すでに○○美容室さんが決まってるので、あと一枠です」

 

 

載せてやろうじゃねえか

 

 

まさに、私の持っている少年の心を利用されたんです。

 

 

新狭山の駅をご利用の際はせっかくなんでチラ見くらいしてください。

 

 

 

2月3日生まれ

2月3日生まれ

 

要領のよさだけは一級品の気分屋さん

 

仕事のコツをつかむ勘と、どんな状況でも要領よく立ちまわるスキルは一級品。

周囲に対しても細やかな気配りができる。

しかし、自分の能力の限界を知りすぎるゆえか、少しでもハードルの高いものごとに関してはすぐに投げ出すか何とかして逃げようとする。

困難に立ち向かう強い心を奪うことが課題。

 

 

裏の顔

 

チャンスにフリーズするチキンハートの持ち主。

 

世の中をテキトーにスイスイと泳いでいければいいと思ってるお調子者。

そのくせチャンスにはめっぽう弱く、肝心なときに役に立たない。

「あきらめたらそこで試合終了」を知るべし。

 

 

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